作業に便利!ちょっと変わったチリトリ棚の使い方

執筆:営業部
公開日:2024/11/25
ちょっと視点を変えるだけで、活躍の場が拡がる製品が世間では多く存在します。例えば、めんつゆの素が煮卵に使われたり、マスキングテープが装飾やメモ代わりに使われたりなど。
そこで、SETTSU製品のアレンジレシピとしてラックオプション品の通常とは違った使い方を紹介したいと思います。
今回ご紹介するのはマウント型収納棚(RSEH/RSJH)【通称:チリトリ】です。(通信工事会社さんから教えてもらいました)
1. 「スプライスボックス(光成端箱)」の作業効率UP!逆付けチリトリ棚
通常、マウント型収納棚(通称チリトリ)は主にラックマウントできない小型機器や取扱書などちょっとしたものをラック内に納めるために使用されています。

通常の取付例
しかしながら、ある通信業者様では逆向きに(ラックから飛び出すように)取り付けていました。

ラックから飛び出すように取り付けた例
ではなぜ、あえてこんな向きに取り付けているのでしょうか。その理由は「スプライスボックス(光成端箱)」の作業に便利だから」でした。
工事業者さんにとってスプライスボックスの設置作業の際にかなりの時間をとられるのが、「融着作業」という工程です。そして現場ではこのスプライスボックスを1ラックに十数台取り付ける工事が多くあるため、この融着作業の時間を少しでも短くできないかと考えられたのが、チリトリを逆に取り付け、一時的な作業台として使うという方法だったのです。

ラックメーカーの視点だと通常、ラックに運用・搭載している製品を考えがちですが、取付・工事といった前段階でも求められている製品は実はあるのかもしれません。
ちなみにですが、下図のように上下を反対向きにして取り付けることもできますよ。


2. まとめ
今回のアレンジレシピいかがだったでしょうか。もし簡易作業台を検討していましたら、参考にしてもらえればと思います。
今回ご紹介した弊社ラックマウント型収納棚(RSEH/RSJH)(チリトリ棚)は以下となります。
こちらは放熱穴付ですが、放熱穴がないタイプもご用意しております! >>収納棚(棚板)RSJ/RSEシリーズ
なお、SETTSUではスプライスボックスの融着作業を少しでも楽にする為に、プレ配線付のスプライスボックスも販売しています。興味を持ってもらいましたらぜひこちらも覗いて下さいね。
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