摂津金属工業株式会社
19インチラック・ケース・トランク・サブラックなど、「ハコ」づくり一筋の専門メーカー

タイパを叶える!プレ配線とは?


プレ配線

執筆:技術部製品戦略課

公開日:2024/4/22

最近の若者用語で「タイムパフォーマンス」(タイパ)という言葉があります。例えば市販の冷凍餃子も、今や水無しでも作れるタイパの良い製品だと思います。今回はそんなタイパのサービス【プレ配線】の紹介です!

・スプライスボックスの設置工事を日々行っている、通信工事業者の方
・スプライスボックスの導入にあたり工期を少しでも縮めたい事業者の方

はぜひ読んでみて下さい。

1. スプライスボックスの準備・運用まで

スプライスボックスについては、以前のコラムで簡単にお話しさせてもらいました。役割は、建物内における高速通信を目的とした光ファイバーケーブルの接続・分岐・保護を目的とした中継ボックスです。オフィスビルやショッピングモールなどの大型施設をはじめ多くの場所に設置運用されています。呼ばれ方は「スプライスボックス」以外にも、「スプライスユニット」「光成端箱」「光接続箱」など、様々ありますが、役割は全て同じです。そんなスプライスボックスですが、設置にあたり工事業者さんの頭を悩ますのが、配線作業の煩わしさだと思います。

スプライスボックスを運用するにあたり必要不可欠な作業が、ボックス内のケーブル配線作業になります。作業の内容はボックス内で、光ケーブルを接続、分岐させるため、引き込んできたケーブルに対し、分岐させたい数だけアダプタを設置し、ケーブルを配線するというものです。
しかしながら、実際に工事現場で融着やケーブル接続などの作業を一から行うとすると、光ファイバーの準備、配線作業、接続確認など、たくさんの工程があり、さらに光ケーブルは繊細であるため、かなりの手間と時間がかかります。

この問題を解決するのが、SETTSUの「プレ配線サービス」になります。

2. プレ配線サービスについて

プレ配線サービスとは、前もって光ファイバーケーブルの配線まで行った状態で製品を提供するサービスです。

プレ配線を行った状態から設置工事を進めていくため、作業者の負担が軽減されるだけでなく現地での作業時間が大幅に短縮でき、工期の短縮に繋がります。まさに、願ったりかなったりですね。

プレ配線 図解

3. まとめ

いかがだったでしょうか。スプライスボックスのプレ配線。SETTSUではプレ配線に対応した、19インチラック取付型のスプライスユニットをご用意しています。ラックメーカーだからこそ、ラックと併せてご提案させて頂くことも可能です。
タイパをお考えでしたら、是非お気軽にご相談ください!

スプライスボックス(PDF)

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