プレートベースとは?チャンネルベースとの違いについて

執筆:営業部
公開日:2024/6/24
19インチラックの地震対策に欠かせないチャンネルベース(架台)。
しかし、実際カタログを見てみると、チャンネルベースと同じような画像に「プレートベース」というのもあります。一見するとどちらも同じように見えるため、「どっちを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はチャンネルベースとプレートベースの違いについてお話します!
19インチラックの設置を検討している方や、架台選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください!
1. 「架台(チャンネルベース)」と「プレートベース」の違い
まずおさらいになりますが、架台(チャンネルベース)とは「ラックや制御盤等の重量物を安全に設置するための土台」です。そして、今回紹介するプレートベースも基本的な役割は同じです。両者の違いは【材質】が違うという点です。
架台(チャンネルベース)とは
まず、「チャンネルベース」はチャンネル材と呼ばれる山形鋼(L字の鋼材)に加工や溶接を施し、高強度に作られています。

プレートベースとは
一方、「プレートベース」の場合、鋼板の加工・溶接によって作られています。そのため、強度はチャンネルベースと比べ落ちますが、価格面を抑える事ができます。

2. まとめ
まとめると以下のようになります。
「チャンネルベースの特徴」
【長所】山形鋼という材質を溶接して作られており、強度が優れている。(高さ100mmのチャンネルベースで許容搭載質量は1000kgです。※SSR2シリーズ用チャンネルベースの参考値)
【短所】プレートベースに比べ価格が高い。
「プレートベースの特徴】
【長所】鉄の平板を曲げ、溶接して作られており、チャンネルベースより価格が安価。
【短所】チャンネルベースに比べ強度的には劣る。(高さ100mmのプレートベースで許容搭載質量は600kgです。※SSR2シリーズ用プレートベースの参考値)
★重量物を多く載せる場合は「チャンネルベース」
★重量物をあまり載せず、価格を抑えたい場合は「プレートベース」が適しています。
なお、選定にあたり1つ営業目線で言いますと、機器の増設を今後想定されているのであれば、強度のあるチャンネルベースを選定しておけば、より安心して利用頂けると思います。
いかがだったでしょうか。SETTSUではこのように搭載する重量によって架台を選択することが可能です。また、設置環境によって高さを変更するなど、1台からのカスタマイズ対応もやっています。ラックと合わせて、架台が必要な場合はぜひご相談ください!
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製品 | 高さ | 適合製品シリーズ (代表例) |
リンク |
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100(mm) | SNR2 SSR2 NBSP(一部) |
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400(mm) | SNR2 SSR2 NBSP(一部) |
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400(mm) | SNR2 SSR2 NBSP(一部) |
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50(mm) | SNR2 SSR2 SSRG(一部) NBSP(一部) |
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100(mm) | SNR2 SSR2 NBSP(一部) |
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400(mm) | SNR2 SSR2 NBSP(一部) |
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※その他ラックシリーズのチャンネルベース/プレートベースもご用意しております。 |