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執筆:営業部
公開日:2026/7/27
「KVMスイッチ」「IP-KVMスイッチ」という製品をご存じでしょうか。
「スイッチ」と言っても某ゲームメーカーの最新機種ではありません。ここ最近、ラックと一緒に導入されるお客様が多く、「放送局」「工場ライン」「データセンター」と様々な現場で活用されています。
そこで今回は、近年注目されている、「KVMスイッチ」について掘り下げてみたいと思います。
KVM=「Keyboard」「Video」「Mouse」の略称です。
管理者のパソコン1台からターゲットとなる複数のパソコンや、サーバーへアクセスして操作ができる切替機のことで、パソコンやサーバーが多数ある環境でも、管理者が1名いれば操作できることがメリットとなります。身近な例えに言い換えますと、机の上にノートPCとデスクトップPCがあった場合、KVMスイッチがあれば、スイッチの切り替え操作のみで、手元のキーボードやマウスをそのまま使い続ける事が出来るといった具合です。

そしてさらにこのKVMスイッチには遠隔操作の機能を持たせた「IP-KVMスイッチ」という製品があります。
先ほどのKVMスイッチはケーブル接続による机上での作業効率化でしたが、「IP-KVMスイッチ」はIPネットワークを経由することで遠隔地のPC・サーバーを操作できるものです。

実際、遠隔地にてデータセンターを運用されるお客様をはじめ、工場の生産ラインやテレワークなど、コロナ禍を機に注目を浴び導入件数が近年増加しています。
ただこれだけの説明を聞くと、『PCの遠隔操作なら、アプリを使ってもできるのでは?』そう思われる方もいるかと思います。そこで次に遠隔操作アプリとIP-KVMスイッチの違いについてお話ししたいと思います。
遠隔操作のアプリの場合、遠隔地のターゲットPCがネットワークで接続されていることが必須です。
これに対し、「IP-KVMスイッチ」の場合はVPN接続による社内ネットワークで遠隔操作ができます。これにより外部からのウィルス対策になるほか、IP-KVMスイッチと管理者側PCは暗号化されたネットワークで繋ぐためセキュリティも確保されます。
遠隔操作アプリの場合、OSが正常に起動していてネットワークに繋がった状態で初めて管理者側の操作が可能となります。裏を返せば遠隔地のターゲットPCのOSが何かしらの不具合で立ち上がらない場合、管理者側での操作ができません。
これに対し「IP-KVMスイッチ」の場合は、自身のネットワークでターゲットPCと繋がっている為、OSの起動前(BIOSレベル)から管理者側のPCから操作ができます。
遠隔操作アプリは通常、定額制によるサービス提供を行っています。
一方、「IP-KVMスイッチ」は導入時のコストのみとなりますのでランニングコストがかかりません。「IP-KVMスイッチ」は初期導入のコストが遠隔操作アプリに比べ高い傾向にありますが、運用期間が継続する場合にはコスト面でもメリットがあります。
いかがだったでしょうか。
「IP-KVMスイッチ」はセキュリティ面が担保され、緊急時や起動前の操作までも遠隔で行えるため、データセンターやFA生産ライン用のサーバー等様々な遠隔地で活躍を拡げています。
SETTSUはKVMスイッチのメーカーRaritan(ラリタン)の一次代理店ですので、ラックと合わせてご購入頂く事ができます。
IP-KIVスイッチで新しい業務効率化にスイッチしてみませんか。
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