摂津金属工業株式会社
19インチラック・ケース・トランク・サブラックなど、「ハコ」づくり一筋の専門メーカー

ココを押さえて!【ラック導入前の現地調査】


ココを押さえて!【ラック導入前の現地調査】

執筆:営業部

公開日:2026/1/26

以前のコラムで「ラックの搬入トラブル」についてお話しました。

納品前に一読を!よくあるラックの搬入トラブル

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19インチラックは高さが2mを超える場合が多く、重量も100キロ以上になるため、搬入には事前確認(トラックの高さ制限・搬入経路・エレベーターの可否など)が不可欠です。とは言っても、「実際どこまで確認すればよいのか分からない」というお悩みの声も多く頂きます。

SETTSUではそのようなお悩みを解消するために事前に現地調査(通称:現調(げんちょう))のサービスを行っております。そこで今回は、現地調査のチェックポイントについてお話したいと思います。

当社のサービスが分かるだけでなく、納品時のトラブルを避けられる内容となってますので、SETTSUのラックを使用する予定の方はもちろん、SETTSU以外のラックをご検討中の方もラックの導入前にぜひ読んで下さい!

 

ラック付帯工事サービス

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1. ココを押さえて!現地調査の確認事項

搬入口(玄関)の確認

まずはじめに建屋の玄関にあたる入口の幅、高さが問題無いか確認します。幅については当然ですが、玄関扉の幅よりも大きい幅のラックは納品できません
次に高さです。高さについては低い場所でもラック斜めに入れたりすることで解消できますが、奥行が大きいラックの場合かなりラックを傾けなければいけません。そのため、入口の前後に十分な奥行スペースがあるかがカギとなります。
※ラックのサイズによっては傾けて搬入するのが難しい場合もあります。

もしこの搬入口で搬入が難しいと判断した場合は「現地組立」となります。
※現地組立:ラックを部材で搬入し、設置場所で作業員がラックを組み上げる事

搬入経路の確認(設置場所までの通路に障害物ないか)

入口を確認した後、次は設置部屋までの搬入経路に障害物がないかチェックします。
主なチェック項目は、

・天井にある緑色の避難灯にラックが当たらないか。
・通路上に置かれている常設の消火器は搬入時に大丈夫か。
・通路上に段差等が無いか(増設された古い建物に多く見られます)。

などです。

もし天井の高さが問題になる時には、平台車にラックを寝かせて搬入する事になります。但し、その場合は搬入経路に曲がり角がないかを確認し、ある場合は寝かせたラックを旋回できるだけのスペースがあるかも確認しないといけません。

搬入経路の確認をした結果、搬入が難しいという判断になった場合は先ほど同様「現地組立」となります。

エレベーターの確認

ラックの設置場所が建物の1Fであれば良いのですが、設置場所が2階以上の場合はエレベーターが使用できるかを確認します。搬入用の大型エレベーターがある場合は問題ありませんが、一般のエレベーターを使用する場合は特に慎重にならなければなりません。なぜならエレベーターが使用できない場合、「階段上げ」または「現地組立」となり、人員が必要となるため、搬入当日に分かった場合、人手が足りず納品ができないというトラブルも少なくないからです。
ではエレベーターのどこを見ればいいのでしょうか。

◆エレベーターの確認は以下の手順で行います。
・STEP1. エレベーターのドアが開いた状態でラックを中に入れられるか(エレベーター入口の幅の確認)
・STEP2.エレベーターの中でラックが立てられるか(エレベーター内部の広さの確認)

古いタイプのエレベーターの場合、内部の奥行や高さがあまりない事も多いので特に注意が必要です。
(参考)6人程度の乗用エレベーターの入口は大体高さ1900~2100mm程度、幅800mm程度が多いです。

通常エレベーターは、入口よりも中のほうが天井のスペースがあるため、状況によってはラックを傾けて中に入れ、エレベーター内でラックを立ち上げて入る事もありますが、
“ラック天井の吊りボルトの高さを考えていなかった”
“梱包材によってラックはひと回り大きくなる事を想定していなかった”
そういった見落としも多くありますので、ラックの外寸とエレベーターのスペースはシビアに見なければいけません。

「階段上げ」になったら
もしエレベーターに入らない場合、搬入は「階段上げ」となります。100kg級のラックであれば、作業員4名以上での運搬が必要になります。但し、階段上げになる場合でも、階段や踊り場にラックを持って運べるだけの十分なスペースが必要です。
(特に踊り場ではラックが旋回できるスペースがある事が前提になります)

階段上げも出来ない場合は「現地組立」となります。

階段のイメージ

設置フロアの確認

最後に設置するフロアを確認します。

まず、玄関の時と同様に入口の幅と高さを確認します。高さによってはラックを寝かせて入れる事もできますが、ここでもラックを寝かせられるだけのスペースがあるか注意が必要です。

さらにサーバールームへの設置の場合、フリーアクセスフロア(2重床)になっていることが多いので、部屋入口から設置場所までに段差や障害物がないかも確認が必要です。

ラックの搬入可否を、ざっくりフローチャートにまとめるとこのようなイメージです。

2. まとめ

いかがだったでしょうか。高さが2000mm以上のハイサーバーラックが昨今のトレンドになっており、狭い場所に大型ラックを設置する事案が増えてきております。

 

データセンターラック SDRシリーズ

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SETTSUでは今回ご紹介しました現地調査サービスのほか、現地組立や階段上げになった場合の自社対応も可能です。現地調査できる環境であれば、導入前にお気軽に弊社営業窓口までご相談ください!

 

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