納品前に一読を!よくあるラックの搬入トラブル

執筆:営業部
公開日:2024/1/22
「機材が部屋に入らずカラオケボックスが開業出来なかった。」
ザ・ドリフターズの荒井注さんのこのエピソードは有名なお話ですが、似たようなトラブルがサーバーラックの搬入の場面でも度々あります。
そこで今回は搬入時におけるラックトラブルについて紹介したいと思います。これからサーバーラックを購入される方はぜひ一度読んでみて下さい。
1. サーバーラック搬入トラブル一覧
トラックの高さ制限がある
オフィスビルでの地下搬入の場合によくあるトラブルです。地下の高さ制限が2.4m程度のオフィスビルが時々ありますが、ラック搬入用のトラックの多くは通常3.5m前後になります。
ビルによっては平車トラック指定でないと納品出来ないところもありますので、事前の確認連絡が必要になります。
ビル管理より養生が必要と言われる
テナントビルでの納品時によくあるトラブルです。ラックの重量は100キロを超える事もあるため、ビル管理より養生を床に敷いて納品を求められることがあります。ビル会社には事前養生の要否を確認して下さい。
事前に連絡頂ければこちらで養生を用意することもできます。
エレベーターにラックが入らない
搬入用のエレベーターがない建物の納品によくあるトラブルです。
「ラックの奥行を考えておらず、エレベーターに入らない。」
「ラックのサイズは想定していたが、キャスター・アイボルトの高さまで考えていなかった。」
「ギリギリ入ると思っていたが、ラックの梱包材の厚みまで考えていなかった。」
など、搬入において一番多いトラブルです。エレベーターのサイズを計る場合は、扉部分だけでなく、エレベーターの中の奥行や天井の高さも注意する必要があります。なおエレベーターが使用できない場合、階段からの納品「階段上げ」になります。
この場合、2人以上の作業員が必要となるため納品が後日になる事もあります。また人手が増えるため追加費用もかかりますのでご注意下さい。
エレベーターがない
古い建造物や工場内の管理建物への納品によくあるトラブルです。
先ほどのトラブルと同様、階段上げになりますので、2階以上の納品の場合は事前に連絡をおねがいします。
設置場所の入口または搬入ルートが狭くそもそもラックを運べない
古い建造物、大学をはじめとした研究施設への納品によくあるトラブルです。この場合解決策として、設置場所でラックを組み立てる「現地組立サービス」を利用する方法があります。
※「現地組立サービス」についてはまた別の回で紹介したいと思います。
2. まとめ
いかがだったでしょうか、ラック搬入での現地トラブル。現場で搬入できず「だめだこりゃ」と言わないためにも納品前に一度ご確認下さい。
また、もし搬入で不安な場合は事前に現地調査に伺う事も出来ます。どうぞお近くの摂津金属工業までお気軽にお問い合わせ下さい。
お気軽にお問い合わせください。
電話でお問い合わせ
受付時間 8:30~17:30 土日祝・休業日除く
WEBでお問い合わせ