システムダウンを防ぐ!UPS(無停電電源装置)とは?

執筆:技術部関西設計課
最終更新日:2024/10/9
テレビゲームの進化は、セーブ機能の進化とも言えるのではないでしょうか。
最近のテレビゲームにはオートセーブ機能が搭載されているため、何かのトラブルでセーブし忘れても被害は最小限で済みますが、私が小学生だった頃(四半世紀前)にはそんな立派な機能はありませんでした。そのため、外で雷が鳴っているときにレアアイテムをゲットしようものなら、セーブポイントまで気が気ではありませんでした。
テレビゲームのデータが消えた程度であれば笑っていられますが(子どもにとっては死活問題ですが)、事業者にとっては予期せぬ停電でパソコン、サーバーが落ちてしまっては笑い事ではすみません。
そのため多くの事業者は19インチラックを導入される場合、UPS装置も同時に検討されます。
1. UPSとは?
UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)には蓄電池が内蔵されており、予期せぬ落雷、停電などが発生した際に瞬時にシステムダウンしないよう、一時的に機器へ電力を供給する役目があります。一般的にUPSのバックアップ時間は5分~10分程度と限られていますが、その間にシステムを安全にシャットダウンしたり非常用発電機を起動させたりする事で機器とデータを守る事ができるのです。

「転ばぬ先の杖」ならぬ、「ダウン前のUPS」と言えるのではないでしょうか。
2. まとめ
SETTSUでは、株式会社NTTファシリティーズの特約店として、数多くのUPSを取り扱っています。また多数のデータセンター、放送局に納入している実績からUPSに合わせたラックや棚板などのオプションのご提案が可能です。どうぞお気軽にお問い合わせください。
冒頭の余談ですが、雷が鳴っていないからと安心してゲームをしていたら母親がアイロンのコンセントと間違えてゲーム機のコンセントを抜いてしまい、大泣きしたのは今でも覚えています。
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