摂津金属工業株式会社
19インチラック・ケース・トランク・サブラックなど、「ハコ」づくり一筋の専門メーカー

青い『IDEAL』と緑の『SETTSU』|「IDEAL」「SETTSU」のブランドの由来


IDEALとSETTSUの由来

執筆:代表取締役社長

公開日:2024/5/22

社長です。

商品を手に取った時、その商品を見定める一つの基準としてあるのが、目に入ってくる会社のロゴだと思います。ロゴ=ブランドであり、ロゴを見る事で私たちはその商品の安心も買う事ができるのではないでしょうか。摂津金属工業のロゴは、ページの左上にありますように、「SETTSU」ですが、少し前までは「IDEAL」でした。

そこで今回は摂津金属工業のブランドロゴの変遷「IDEAL→SETTSU」についてお話したいと思います。

 

会社沿革

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1. 「IDEAL」のブランドの始まり

1950年代。国内大手電機メーカーが横文字のブランド名をつけるブームがありました。当社もそのブームに乗って、「理想的な」という意味の「アイデアル」「IDEAL」というブランド名を作ったと聞いています。その後、ブランド名は定着していき、電子部品業界ではラジオシャーシやアンプケースなど「高級ケースのアイデアル」として一世風靡しました。

少し横道にそれますが、年配のお客様の中には“アイデアル”というブランド名をみて、「傘を扱っていたの?」という質問をときどき頂きます。1960年代にある洋傘のメーカーが当時の人気タレント植木等をCMに起用し、「なんである、アイデアル」のキャッチコピーで一躍有名になりましたが、当社とは関係ございませんのであしからず。

IDEALロゴ

2. 「SETTSU」のブランドの始まり

「SETTSU」のブランド名は2016年、当社のコーポレートブランドとして使用開始しました。

ブランド名を変更した背景ですが、それまで長年使用してきた「IDEAL」のブランド名は電子部品のケースとしては市場認知度が高かったものの、ラック市場での認知度が極めて低いことが当時の市場調査で分かりました。具体的なエピソードを言いますと、以前あるIT系の展示会に出展していた時、「IDEAL」の看板でラックを展示していたところ、来場者の方から、「IDEALってどこのラックメーカー?あっ、摂津さんかぁ。」というような声が何度か聞かれ、企業名とブランド名の知名度の乖離が企業のブランディングとして大きな問題であると認識しました。そこで社名の一部を取り、新ブランドとして立ち上げたのが「SETTSU」の始まりです。

一方で長年にわたり、当社のケースをIDEALブランドとして愛用されてきたお客様も多くいらっしゃいます。そのため、コーポレートブランドの「SETTSU」はコーポレートカラーの緑色を使用し、「IDEAL」はカテゴリーブランドとして色を緑色からディープブルー色に変更し、現在も「ラック以外の製品群のブランド」という位置づけで継続して使用しております。

SETTSUロゴとIDEALロゴ

3. まとめ

青い『IDEAL』緑の『SETTSU』

まるでロングセラーのカップ麺のようですが、この2つのロゴをこれからもご愛顧のほどよろしくお願いします。

 

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