摂津金属工業株式会社
19インチラック・ケース・トランク・サブラックなど、「ハコ」づくり一筋の専門メーカー

「19インチラック」って何が「19インチ」なの?


「19インチラック」って何が「19インチ」なの?

作成:営業部

公開日:2024/1/22

「19インチの高さのラックを探しています」
「奥行が19インチラックにおさまる程度なんですが」

営業をしているとそのようなお問い合わせを頂く事が度々あります。19インチラックという存在を知っているものの、そもそも何が19インチなのかを知らない方が結構多くいらっしゃいます。私も実際に知ったのは入社してだいぶ後になります。(おそらくこれを読んだ上司からこの後怒られます)

そこで、はじめの一歩として、「19インチラックって何?」について今回お話したいと思います。

1. そもそも何が19インチなの?

まず冒頭の「そもそも何が19インチなの?」についてですが、これは機器が取り付く「幅」が19インチ(482.6mm)になります。
(イメージ図でいう「ココ」です)

せっかくなので19インチラックの歴史を少しひも解いてみますと、元々は第二次世界大戦においてアメリカ軍が使用していた通信機器を整然とまとめ運用していた筐体が19インチ幅で出来ていたことが、19インチラックのはじまりと言われています。そして戦後、世界もそれにならった結果、通信の運用筐体として19インチ規格のラックと通信機器が世界のスタンダードモデルとして広まっていったのです。今ではご存じのとおり、放送局やデータセンター・工場や学校をはじめ情報セキュリティの監視・運用箱としてあらゆる分野で19インチラックが用いられています。

ちなみに余談ですが、19インチ(482.6mm)について以前日本で使われていた「尺」という単位にすると「1.6尺」になります。もし、ラックがアメリカでなく日本発だったら、今頃1.6尺ラックと呼ばれていたかもしれませんね。

2. まとめ

いかがでしたでしょうか。もっと詳しく19インチ規格について知りたい方は、こちらもご参照ください。
摂津金属工業は1970年に国内で19インチラックを開発し、50年以上ラックについて考え、ノウハウを持っています。ラックのことなら摂津金属工業にお任せ下さい!

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