裏ワザ公開!RKCラックのF-F仕様

執筆:営業部
公開日:2025/3/24
SETTSUのカタログは年々厚みを増しています。
これは決して営業の体力増進を図る目的ではありません。新製品に加え、ロングセラーの商品も多いからなんです。例えば19インチラック代表格で言うと「RKCラック」があります。放送・映像・FA関係のお客様に長年利用されていますこちらのラックですが、私が生まれる前の1980年から製造販売しています。(※現在4代目になります)
因みに他の業界でこのRKCと同じ1980年生まれのロングセラーの商品といえば、おもちゃならルービックキューブ、飲み物であればポカリスエットといった具合です。
そんな、今年で販売45周年をむかえるRKCラック。せっかくですので記念として裏ワザを紹介します!今回は、F-F仕様』です。
RKCラックを日ごろから使われているお客様はもちろん、ラックを検討されているお客様はぜひ読んでいってくださいね!
1. F-F仕様とは
F-F仕様とは【前後フロントフレーム仕様】の略称です。SETTSUの19インチラックは実に様々なシリーズがありますが、RKCラックが他のラックと大きく異なる特徴がラック前面の柱にM5のネジ穴(タップ)が切られており、19インチの機器が固定できるところにあります。(M5タップ仕様)

一方で、後ろの柱は背面板を取り付けられるような一般的な構造になっています。ですが、実は後ろの柱も前面のようにM5タップ仕様で付け替えることが可能なんです!今まで、カタログやホームページでも紹介していませんでしたが、この前後の柱をM5タップ仕様にセミカスタムする事を【F-F仕様】と呼んでいます。

では、背面にもM5タップ仕様にする事でどんなメリットがあるのでしょう?
2. F-F仕様が活躍する場面
実際に「F-F」仕様で使われているお客様に聞いてみたところ、
- ラックの背面に特注のパネル(電源パネル・制御パネルなど)をとりつける場合、F-F仕様であれば柱にM5のタップが予めあいているので、設計・取付が楽
- 19インチの機器を背面に搭載したい時、予めM5タップがあれば位置調整がしやすい
- 背面板不要のオープンラックとして使用しているため、背面側にもM5タップがあったほうが、ラックの改造がしやすく汎用性が高い(使いまわせる)
ということでした。
4. まとめ
RKCラックの【F-F仕様】いかがだったでしょうか。標準のリヤプレートセットは取付できなくなりますが、背面も使える事で、ラックの運用方法の選択肢も拡がると思います。
ラックなんてどれも同じ四角い箱に見えるかもしれませんが、じつはどれも長く利用されるだけの理由があったりします。ルービックキューブ同様、RKCラックをこれからもご愛用ください。
(∩´∀`)∩『RKCラック生誕45周年おめでとう!』∩(´∀`∩)
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