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コラム(1995年):仕事に役立つ情報武装術
1.パソコン
パソコンオンチは”ビジネスマン失格”の時代がやってくる。
マッキントッシュやMSウインドウズが登場してからというもの、専門家のものというイメージが強かったパソコンが、一般職域まで普及して久しい。
少なくとも、グラフィカルなマルチウインドウタイプのOS(基本ソフト)くらいは、躊躇なく走らせる能力がないと、ビジネスマン失格の烙印を押されかねない時代に突入しつつあるのは確かだ。
ひと昔前なら何百万円もしたような高速処理機が、上級ワープロ機並みの価格で続々と市場に登場してきた昨年から今年は、いよいよパソコンの成熟期。本当のパソコン元年ともいえる。
「いつかチャレンジしてみたい」と考えていた諸兄、パソコンはいまが”買い時”であるのは事実。
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2.インターネット
インターネットは人類の全ての活動記録を収めた超百科事典
米国の情報スーパーハイウェイ構想で、にわかに脚光を浴びたのがインターネット。
世界中に点在する大学や図書館、企業の研究機関などのネットワークを接続した、巨大な「全世界的ネットワーク」のことだ。
世界140カ国以上、220万台を越えるコンピュータとつながっているのだから、まさに「人類のあらゆる活動記録を収めた超百科事典」といえる。
日本でも1993年から徐々にサービスが始まり、いまでは電子メールやファイル転送の相互乗り入れなら大手の商業パソコン通信で可能。インターネット自慢のグラフィカルな検索サービスも、国内数社の専門業者経由で受けられる。まずは電子メールのやり取りで、腕試しをしてみたい。
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3.DTP
DTPを駆使して印刷物の制作費をコストダウン。
DTP(デスク・トップ・パブリッシング)とは、直訳すれば机上出版。先進のOA機器を駆使して、デスク上で簡単に書籍の編集から印刷までができることを意味している。
事実いまでは、普及型のパソコンとレーザープリンター、スキャナーなどがあれば、社内報程度のものなら、プロ並みの印刷物を手軽につくることができる。
ポストスクリプトという印字技術の進歩で、文字の美しさは写植と同等以上。
もちろん、高度な商業印刷物でも、パソコンでレイアウトを行い、出力専門のサービスビューローで版下出力し、ポジなどと一緒に印刷業者に渡せばOK。
印刷物のコストダウンやスピードアップに寄与すること間違いなし。
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4.CD-ROM
CD-ROMをビジネスメディアに活用する企業が増えてきた。
CD-ROMというと、プレスされたゲームやマルチメディア・タイトルなどの市販品というイメージが強いが、最近ではビジネス用のメディアとして実戦的に活用するケースが増えてきた。
例えば、CD-R(書き込みができる空白メディア)に社内の全データを記録し、各部署に配布すれば、立派なデータベースになる。
1枚に収まる情報量は600MBと大容量だから、画像込みで自社製品の電子パンフレットも十分つくれる。
データを記録するライターの価格は50万円くらいだが、書き込み専門業者に持ち込めば1万円程度。
百枚以上になれば、プレス業者に依頼するのもいい。
半永久的なデータ保管になるし、顧客に配布すれば先進の営業提案になる。
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5.GUI
ペーパーレスオフィスも夢じゃない電子整理法。
いまやパソコンの常識になったGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)。
直感的な操作だから、慣れれば小学生でも使いこなすことができる。
種々のデータやアプリケーションが、この書類フォルダの中に何階層にもわたって入っているわけだが、この手法は日常の資料整理に大いに役立つ。
企画書や重要書類などをすべて蓄積しておき、項目別フォルダに入れていけば、たいへん能率的な電子資料庫ができあがる。
項目をできるだけ細分化し、枝別れさせ、階層を何重にも深くしていくのがポイントだ。
ぜひお試しあれ。
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6.商用データベース
スマートなマーケティング術はパソコン通信から。
かつてマーケティング調査といえば、図書館や商工会議所、新聞社、データ専門業者などをまわって、足でかせぐのが常識だったが、いまや基本的な下調べならパソコン通信で商用データベースにアクセスして、スピーディに行える時代になった。
さまざまな企業がネットワークを相互乗り入れしているので、ひとつ選べば検索できるメニューは豊富。
過去20年分くらいの新聞記事検索はもちろん、企業調査、市況情報、科学技術文献、法律情報…などなそ、うまく活用すればたいていの調査はこと足りてしまうほど多彩だ。
ビジネスマン向けデータベースの代表格としては、日経テレコン(日本経済新聞社)などが有名。
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